先日麻ひき体験ができるというので、長野まで行ってきました!
走行距離往復で500kmだった(笑)

まず、麻の茎部分を湯通しする。
これは、麻の茎が長い(長いもので2m~3m)ので、
長さがおさまらず、上下ひっくり返したりして、5,6時間かかるらしい・・

そして水に浸して冷ます・・・

次にやっと皮をはぐ。。。。

剥いだ皮を「引く」。
この体験したんだけど、まぁ、力の入れ具合が微妙でね~。
地元のおじいちゃん、おばあちゃんからレクチャー受けて、
私もひたすらひきまくりました。
瞑想状態だったよ(笑)
かがんで下向いてずーっと引いてたら気持ち悪くなった(笑)
ひいて綺麗になった麻が乾燥すると白~くなり、
それが繊維となって洋服や紐になるんだよ。。って。
でも、昔はこうして麻産業がさかんだったらしい。
(この長野では戦後から麻栽培をしなくなったらしい。採算が取れなくなったみたい)
ひいた後のカスはどうするのですか?と聞いたら
「麻は捨てるところはないんだよ!それも乾燥させてつかえるんだ」
と・・・・
大麻取締法で規制が厳しい麻栽培。
でも、日本人は古来麻によって生計を立てたりもしていた。
ヘンプ小物を作りながら、日本産の麻で小物を作れる日が早く来ないかな~と
願ってる毎日です。